JFVSS

日本獣医学専門医奨学基金のお知らせ

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プロジェクト概要のご説明

新着情報

01.
現在のJFVSS奨学生の近況報告です(2024年2月現在)。
1期生(佐藤雅彦先生):どうぶつの総合病院 専門医療&救急センターで勤務中(内科主任)
2期生(徳永暁先生):JASMINEどうぶつ総合医療センターで勤務中(外科長)
3期生(福島建次郎先生):どうぶつの総合病院 専門医療&救急センターで勤務中(内科主任)
4期生(東一志先生):コロラド州立大学 外科レジデントとして留学中。

JFVSS第4期奨学生が決定しました!

2019年9月、第4期生の最終面接が米国コロラド州立大学にて開催され、どうぶつの総合病院(当時)の東一志先生が無事に合格を果たしました!
皆さまのご支援のお陰で、第4期生の派遣が決定したことをご報告致します。一方、新型コロナウイルス感染症のため、現在東先生は渡米を見合わせています。米国内でのコロナウイルス感染症が落ち着き次第、東一志先生は渡米する予定です。なお、東一志先生は、獣医外科専門医養成コースへと進む予定です。今後も、徳永先生、福島先生および東先生の留学中の様子を公式ウェブサイトやFacebookにてご報告致しますので、ぜひご覧下さい。

日本における獣医専門医の必要性と専門医の国内事情

 小動物臨床獣医師の守備範囲は非常に多種多様です。内科や外科全般はもちろん、歯科や眼科、整形外科や悪性腫瘍まで、様々な分野の知識と経験を持ち合わせている必要性があります。これは「一人のドクターが動物全体を診続ける」という素晴らしいコンセプトですが、高いレベルの診療を希望しておられる飼い主様のご要望に応えるためには限界があります。学問の発展に伴って、獣医療にも専門化の波が押し寄せてきており、「ホームドクター」と「専門医」が互いに協力し合いながら困難な病気に立ち向かうという考え方が少しずつ根付き始めています。
 一方、国内で専門分野を学ぼうにも、現在の日本では専門医育成という課題に対応することができていません。一部の学会では専門医の養成が始まっているものの、既に数十年以上、専門医を養成するプログラムを培ってきた米国の協力があれば、より速いスピードで真の専門医を養成できることは明白です。
 実は現在までに数多くの獣医師が自らの力で海外留学を試みています。ところが、それら獣医師がいかに優秀であっても、専門医教育プログラム(レジデント)に入るためには運と経済力が大きなウェイトを占めています。つまり、優秀かつ志の高い獣医師が途中で帰国を強いられたり、あるいは留学を夢見ながら渡米することすらできない獣医師も少なくありません。また、自らの力で米国の専門医資格を獲得した優秀な日本人の多くは帰国せずに米国内の大学や専門病院に就職してしまうという現実を直視する必要があります。

Japanese Foundation for Veterinary Specialist Scholarship(以下、JFVSS)とは?

 日本獣医学専門医奨学基金の略名です。2008年11月、米国コロラド州の州知事の声がけで、「コロラド州とアジア2カ国(日本および中国)との交流を図り、相互に有益な事業を展開しよう」というプロジェクトが始まりました。その一環として、コロラド州立大学獣医学部(以下CSU)から国内の各方面に打診があり、2011年6月にJFVSSとのプロジェクトも始まりました。
 CSUとJFVSSとのプロジェクトの詳細を次項以降にご説明致します。本プロジェクトでは、日本側は人材を、米国側は専門医教育プログラムを提供し、両国の将来の関係を担う人材を供に育てるということを目的としています。具体的には、CSUはレジデントプログラムにおける日本人枠を毎年1名確約し、JFVSSは人材の選考および経済的支援の管理を担います。JFVSSは、奨学生が安心してレジデントプログラムを継続できるよう様々な角度から継続して支援を行います。
また、JFVSSは2012年4月22日、一般社団法人として認可されました。

プロジェクトの概要

プロジェクト概要のご説明

JFVSS第5期奨学生の募集要項

新型コロナウイルス感染症のため、第5期生の募集を現在見合わせています。

過去の選考過程のご報告

第1期生(2013年度)第2期生(2014年度)第3期生(2015年度)

第3期生(2017年度) 第4期生(2019年度)

FAQ(よくある質問と回答)

Q1.健康診断書や推薦状の書式に規定のものがありますか?
A.特に定まっていません。
Q2.推薦状は直接事務局に送付しても問題ありませんか?
A.問題ございません。

コロラド州立大学発起人

獣医生物医学 学長 Dr. Mark Stetter獣医生物医学 副学長 Dr. Dean Hendrickson環境放射線健康学科長 Dr. Jac Nickoloff環境医学センター長 Dr. Bill Hanneman財務・戦略部長 Mr. Thom Hadley国際戦略部長 Mr. Max Matsuura

JFVSS 構成理事、監事、相談役

理事

代表理事:小林 哲也

代表理事:小林 哲也

日本小動物がんセンター センター長
米国獣医内科学専門医(腫瘍学)
日本獣医生命科学大学非常勤講師

石田 卓夫

石田 卓夫

日本臨床獣医学フォーラム 会長
日本獣医がん学会 会長
日本獣医病理学専門家

井上 舞

井上 舞

公益財団法人 日本小動物医療センター
東京大学大学院 農学生命科学研究科
農学国際専攻 国際動物資源科学研究室 特任助教

賀川 由美子

賀川 由美子

病理組織検査ノースラボ
酪農学園大学非常勤講師
米国獣医病理学専門医
日本獣医病理学専門家

佐藤雅彦

佐藤 雅彦

東京大学動物医療センター 特任准教授
米国獣医内科学専門医(小動物内科)
JFVSS 第1期生

辻本 元

辻本 元

東京大学大学院 農学生命科学研究科 獣医内科学教室 教授
日本獣医内科学アカデミー 会長

西村 亮平

西村 亮平

東京大学大学院農学生命科学研究科 教授
日本小動物外科設立専門医

細井戸 大成

細井戸 大成

株式会社VR ENGINE 会長
公益社団法人 日本動物病院協会 相談役
公益社団法人 大阪市獣医師会 相談役

亘 敏広

亘 敏広

日本大学 生物資源科学部 獣医学科
獣医内科学研究室 教授

監事

入江 充洋

四国動物医療センター センター長

廉澤 剛

酪農学園大学獣医学群 獣医学類 伴侶動物医療学分野 教授
日本獣医麻酔外科学会 理事 会長

相談役

織間 博光

日本獣医生命科学大学 名誉教授

加藤 元

ダクタリ動物病院総合院長/創立代表
コロラド州立獣医科大学客員教授
公益社団法人日本動物病院福祉協会 創立会長
同認定医チャーターメンバー
一般財団法人J-HANBS

坂本 紘

九州動物先端医療研究所所長
鹿児島県獣医師会会長
前職:鹿児島大学獣医学科獣医外科学教授(名誉教授)

内藤 善久

岩手大学名誉教授

長谷川 篤彦

帝京大学医真菌研究センター客員教授
東京大学名誉教授
日仏獣医学会会長

藤永 徹

帝京科学大学教授
北海道大学名誉教授
獣医学博士
日本小動物外科専門医

若尾 義人

現職:ヤマザキ学園大学 動物看護学部 学部長
前職の所属:麻布大学 名誉教授

JFVSS NEWS

JFVSSニュースレター(From CSU)JFVSS便り(From Japan)

参考資料:米国獣医内科学専門医(腫瘍学)までの流れ

ご協力頂いている企業、団体、個人

ダイヤモンドスポンサー/プラチナスポンサー

アニコムゾエティス・ジャパン
ゾエティス・ジャパンpet-vet

ゴールドスポンサー

アイデックス ラボラトリーズ赤坂動物病院あさか台動物病院犬山動物総合医療センター
インターズー王禅寺ペットクリニックACプラザ 苅谷動物病院関内どうぶつクリニック
共立製薬日本全薬工業(ゼノアック)日本小動物医療センター日本全薬工業(ゼノアック)JASMINE どうぶつ循環器病センター
日本臨床獣医学フォーラムNORTH LABベーリンガーインゲルハイムロイヤルカナン(50音順)

シルバースポンサー

AVS AVSAVS日本動物病院福祉協会日本動物病院福祉協会東京猫衣料センターどうぶつの総合病院
とだ動物病院 とだ動物病院日本動物病院福祉協会陽だまりの動物病院陽だまりの動物病院マーブル動物医療センター(50音順)

サポーター一覧サポーター一覧

スポンサー、サポーターのお願い

賛助会員ならびにスポンサーご協力のお願いスポンサーおよびサポーター協力のお願い

会計報告

2023年貸借対照表

JFVSS事務局

一般社団法人 日本獣医学専門医奨学基金(JFVSS)
公益財団法人 日本小動物医療センター附属 日本小動物がんセンター内

〒359-0023 埼玉県所沢市東所沢和田1-10-4
メールアドレス:info@jfvss.jp  ファックス:04-2946-7329
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